ゆりな

問題のあるレストランのゆりなのレビュー・感想・評価

問題のあるレストラン(2015年製作のドラマ)
3.9
「人生ってきっと地位や名誉やお金じゃない 人生は、どれだけ心が震えたかで決まると思います。」
「今日をきちんと生きれば、明日が来る。」

当時ちょこちょこ見ていたとは思うのだけど……新卒が女性ばっかりの小さい会社にいた2015年かつ、「#metoo」運動がはじまったのは2017年。
そしてこのドラマの脚本が男性である坂元裕二が描いているのもすごい。

今でこそ「セクハラ」「パワハラ」の言葉が流行ったから減ったけど、本当にいたよなぁ〜。こうゆう失礼な人 @社外の合コンとか。
今も淡い色のベージュコーデの可愛い女の子が、電車で知らないおじさんに当たられやすいのって、本当ムカつくよね。
可愛いから、人生楽勝だとでも思ってんのか?脱線。

「最高の離婚」を見てたので、たま子(真木よう子)はクールな役の方が似合うと思いつつも、夢に向かってはしゃいでいる人は、人類みな、可愛い。

もちろんですが、海老ちゃんに憧れたやや下の世代の私はミミ(高畑充希)みたいな格好のときもありましたし、新卒の会社はこんな感じでした、懐かしさMAX。
不器用だけど、がむしゃらに頑張ってる新田ちゃん(二階堂ふみ)見ていると、自分も落ち込んでいる暇ねぇなって思いました。

途中、ミミがストーカーにあって怖くなって喋るの止まらなくなっちゃって、ニコニコしちゃうの、なんか分かるんだよなぁ。
男性に対して本当は怖いのに、怖いって認めるの嫌で負けるの嫌で、泣けなくて強がってニコニコしちゃうの。あと高畑充希っていうギャップがいい。

私はワイン強くないのだけど、ビストロとおいしい料理が好きな女友達に会いたくなった〜。
終盤、たま子がいない日にミミ・新田ちゃん・千佳ちゃん(松岡茉優)の3人だけでお店を切り盛りして頑張る姿にキュンとした。
ちょうど今の冬の時期に見れてよかった!
ゆりな

ゆりな