ループという不思議な施設のある田舎町で起きるショートストーリー集。
タイムスリップ、入れ替わり、ロボットなどのSFっぽい物語が展開する。
そのストーリーは静かでフィリップグラスの音楽とエモい映像が相乗効果で物語を盛り上げるが波は大きくはならず静かに波立つ。
しかしエネルギーは怒り、渇望、後悔等々人間ならではの自分だけが感じる巨大なエネルギー。
森の中に空き缶で作ったようなロボットがいたりその光景は近未来的でもあり昔懐かしくもある。
ショービジネスは終焉に近づいている感があるがアメリカはまだこんな上質なドラマを作る余力を残しているんだな。