どこまで苦しんだら幸せになれるのだろうか。心が締め付けられ、どん底にまで堕とされるような展開とその中でも小さな幸せを見つけようと懸命に生きる姿が坂元裕二脚本家の味のように思う。
英語のタイトルでWowmanとしてるのもセンスが光る。ここに登場してくる様々な女性は生きる逞しさと強さに反して脆さも描かれている。満島ひかりさん、田中裕子さん、鈴木梨央さん、二階堂ふみさんは目が離せないくらい体当たりな演技で女性を感じる。
特に田中裕子さんは格が違って満島ひかりさんとダブル主演なんじゃ無いかと思うくらいの熱量の高い演技だった。
この作品を見終わって少しだけ強くなっている自分がいる。秀作。
