ずっとずっとずっーと苦しかった。
簡単には語れない。
大切な人を奪われた家族と、奪った家族。
どちらも被害者。
みんな普通の人。何もおかしくない。
至って普通の人。
だけど何度も共感しようと
寄り添おうと試しても、
それには到底届かない。
「じゃあ行き先は一緒に考えましょう。」
なんて言葉出てこないよ。
10話
殺したかった程憎かったあいつを、そのナイフを使って助けたシーンは嗚咽するほど涙が溢れた。
逃げずに、死なずに、どんな昨日じゃなくてどんな明日を観よう、どんな朝日を見ようと思えるように毎日を書き足していけたらいいな。
人に親切になることが自分を助けることになる。
