shiho

呪怨:呪いの家のshihoのレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
1.5
何これ酷い…。
もう「呪怨」である必要まったくないけど、同タイトル付けないと見向きもされないようなうっすい内容だった。
一気見しても3時間弱だというのにクソおもんないという悲劇。

各年代の実際に起きた猟奇殺人事件を羅列するわりにたいして物語上重要でもないという浅はかさ、あまりに胸糞でしかない。

登場人物の行動原理が分からないことが多くて「この人なんでこんな事してんの?」の連続だし衝撃の光景を見たはずなのにリアクションが薄すぎるなど脚本としても映像表現としても三流過ぎる。
俳優陣も演じながら「ナニコレ…?」って思ってたんじゃないかな。俳優の演技も棒の人多くてツッコミどころがあり過ぎた。
なんかあの家に関わったらおかしくなっちゃうのかもしれないけど、どこまで本人の意思なのかも分からないまま狂って、そのわりにすぐ死んでいくから本来のキャラクターの自我ってどこよ??ってなる。おまけにキャラクター達の結末が投げやり過ぎる。

リメイクされる度に劣化してきた呪怨、遂に外殻だけになっちゃって件の家もぜんっぜん怖くないし、そもそも呪いを広げようとしていたのは貞子であって元祖伽耶子は「私の家に入るんじゃないヨォォォ!」ってメンタルなんだわw(そのわりにノリノリで出張して関係者襲うけど)

なんかこの話作った人、リングとごっちゃになってない?って部分もあったし元々意味分かんなかった呪怨のタイムリープ現象もここに極まれりみたいな描写出てきてもうハラハラ見守るっていうかどーでもよくなったよね!

性描写が不用に生々しかったのもキモかった。それ要る?って感じだった。
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