タロ

アンナチュラルのタロのネタバレレビュー・内容・結末

アンナチュラル(2018年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

野木亜紀子さんは、凄いですね

アーバンなテイスト(死語)に潜む、毒

雪の舞う葬儀場

真犯人を何度も刺す婚約者

ー夢ならばどれほどよかったでしょうー

殺すやつは、殺される覚悟をするべきだ

そんな話をしてるんじゃない、鈴木さんの人生の話をしてるんです

ドラマ史に残るカットだと思います

ぼくは、ミコトの苦しみを知った上で、やはり、法は守れないと思いました

大切な人が殺されたら、きっと犯人を殺す
自分の人生がめちゃくちゃになったとしても
でもそれは負けたということなのか、ミコトが言うみたいに

ミコトのお母さんの、薬師丸ひろ子さんの台詞があたたかい

なーに世界の悲しみ背負っちゃってんの
1人でなんて、持てっこないって

生きていれば、不条理なことが起こる
おかしい、納得できないことが、ある
やられたら、やりかえせば、いいのか?

決められた枠組みの中で、どう自分を納得させて、明日生きていくのか

いろいろ考えました

絶望する暇があったら、うまいもん食べて寝るかな

飯尾さんが、素晴らしい
スナフキンと思えば、愛せるかも、って

嫌いじゃ、ない

ぼくも、明日からまた、クソ頑張ろう、と思います
タロ

タロ