2月14日視聴開始、Netflixにて全32話。
チャン・ナラさま目当て。イ・サンユンは「いとしのソヨン」のときのように管理職がよく似合う。イ・チョンアは「凍てついた愛」で家族を見守ってくれる頼もしいお姉さんだった。ピョ・イェジンは「ドクターズ～恋する気持ち」でしか見てないはずなのに可愛くて印象に残っていた。
デパートのVIPチームが舞台のミステリアスなラブサスペンスドラマとのことで大いに期待して見始めたが、うーん、雰囲気も画面も暗くてテンポもわるくて、何回か脱落しかけた。
VIPチームのお仕事場面は面白いのだけど、浮気相手が誰なのか思わせぶりな演出とイ・サンユンの煮え切らなさにイライラさせられた。
途中から再生速度を1.25倍にしたところ見やすくなった。
中盤からこのドラマのペースにやっと慣れてきた感。
16話でピョ・イェジンの頭から赤ワインを浴びせてくれた副社長夫人よ、ありがとう。お蔭でここ(ここまでが長過ぎ！)からぐいぐい惹き込まれて18話で一気に報われた。その後はこのどんよりした世界に心置きなく浸れている。
ワーキングマザーのソン・ミナ(クァク・ソニョン)に感情移入。
20話、チャン・ナラ覚醒、副社長夫妻との会食で「すべて失わせてやる。一緒に行きましょ、地獄へ」と夫に。全面支援。
24話、イ・ヒョナ(イ・チョンア)がミナのために屑理事ペ・ドイルを告発、痺れた。25話、ユリとソンジュンに強烈ビンタをくらわすチャン・ナラに拍手喝采、何と神々しいことよ。
知れば知るほど、ユリもソンジュンも最低の糞屑人間じゃ。
スコア、前半は3未満だったけど後半に入って急上昇中。
31話で実母と会って散歩するチャン・ナラの後ろ姿が十代前半の少女みたいだ。
ついに最終回、社内人事的にはスカッとしたけど、うーん、離婚を決めてからやっと本音で話せた二人がわかり合い互いを思い遣る展開があまりに現実的で、こんな結末を見たかったんじゃあない感。ソンジュンが古いカメラに入れたままだったフィルムを現像してジョンソンとの思い出に嗚咽するシーンに、うん十年前に似た経験をしたわたしは胸が締め付けられた。最終回でスコア減点。2月17日視聴終了。
見る度に発見のある芸術性の高いドラマだと思いました。
