ハンソヒが観たくて見始め、途中から気になってほぼ一気見。
不倫サレ妻による復讐劇だと思ってたけど、不倫がバレ、離婚、そして不倫相手との再婚と、32話の中の最初の10話くらいでその部分が描かれ切ってしまったので、この後どこまでのストーリーとなるのかが予想がつかず、面白かったし、そのスピード感が人気だったんじゃないかな。このドラマは人間のいろんな嫌な感情を表していたけど、特に感じたのが「執着」。町に対しても、元結婚相手に対しても。
息子は海外留学してこの複雑な家庭環境から抜け出したらいいし、夫婦もそれぞれ新しい環境で生活を構築したらいいのに、なぜか固執してしまう。視界に入らないところで生活すれば、どんな相手でも時間が記憶を薄れさせてくれるはずなのに。そこが自分には理解できなかったけど、このドロドロ愛憎劇の肝だったと思う。
ハイライトは最終話の元家族3人での食事シーン。この期に及んでトンチンカンなことを言い出すテオに、観ながら「はぁ？」と声が漏れてしまった。
キムヒエをこのドラマで初めて観たけど、失礼ながら腹話術っぽい口周りだと思ってしまった。口角の上がり方とかかな、なんでだろう。
ところでキム先生はなんだったの？
