けもっち

黒い十人の女のけもっちのレビュー・感想・評価

黒い十人の女(2016年製作のドラマ)
3.5
またまたバカリズム脚本のドラマ。この作品、もとの映画やドラマは観たことないんだけど…。

9人も愛人がいるなんて尋常じゃない。その男を船越英一郎が演じていて、そもそも映画ではその役を船越さんのお父さんが演じていたというのが面白い。女10人のいがみ合い、助け合いをバカリズムが描くなんてそんなの面白いに決まってる…!

1話の「どうして大人は不倫してしまうの?」という子供の声から始まる教育番組風のネタでもうすでに心掴まれたわ(笑)こういう小ネタ好き。1話ですでに愛人が4人登場。あの人は奥さんじゃなかったんだ…。

女同士のマジ喧嘩、これ女優さんたち楽しんでやってそう。特に水野美紀と佐藤仁美。MEGUMIもすごかったけど。なぜ風があんなモテるのかわからんわ。浦上に詰め寄られた時も久未に別れ告げられた時もクズ男の言い分にムカついた。

不倫に関してもそれ以外に関してもバカリズムの心の声なんだろうなっていう毒づいた台詞がいっぱい出てきて面白かった。ちょっと長かったし、オチも微妙だったけど女同士の喧嘩でもうお腹いっぱい(笑)成海璃子の棒読みっぽいしゃべり方が苦手だったけど、肉弾戦の迫力ある雄叫びはよかったよ(笑)
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