Karen

黒い十人の女のKarenのレビュー・感想・評価

黒い十人の女(2016年製作のドラマ)
2.9
映画版もリメイク版も知らずに、バカリズム脚本の再リメイク版を視聴。

10股不倫コメディ。1人の男(船越英一郎)をめぐる9人の愛人+本妻の奇妙な関係。

評判良かったけと私にはあまりハマらず。バカリ脚本らしく、面白くテンポ良い会話劇は確かにクスッとなるとこもあるけど、全体的にセリフがドギツイ。愛人同士の喧嘩シーン、汚い言葉での罵り合いは10人全員が見るに堪えない。まあ、そういう言葉使いそうだな、ってキャラはともかく、成海璃子やトリンドル玲奈までそんな口調?(そのギャップが面白いのかもしれないけど)

あと10股が発覚した後の女性達の心理に無理がある。成海璃子とその親友、トリンドル玲奈と親友のヘアメイクさんやマネージャー、同じ人の愛人だと分かって一悶着あるけど結局仲直り、なんなら前より仲良くなってるとか、あり得なさ過ぎ。コメディだから受け入れるべき設定なんだろうけど、やっぱり無理。

最後は、そうなるでしょうね、って終わり方。連ドラだから1人ずつにスポットあてながらキャラをたたせて理解しやすくはなってるけど、10人誰にも共感できないからハマらなかったのか...。
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