花とみつばち

3人家族の花とみつばちのレビュー・感想・評価

3人家族(1968年製作のドラマ)
5.0
「 岸辺のアルバム 」と同じ山田太一脚本。古いドラマだけど、全然古く無いし、主演の竹脇無我( 雄一 )と栗原小巻( 敬子 )が美しい。脇を固めるあおい輝彦( 健 )と沢田雅美( 明子 )が若くフレッシュで生き生きとしている。この作品で始めて知った三島雅夫( 耕作 )という俳優さんの暖かな演技が見事だった。
ストーリーは、やはり竹脇無我と栗原小巻の出逢いから、お互いの弟と妹が知り合いになり、江ノ島へ出掛けた時の写真に電車で見掛ける美しい女性が写っている事が知るまでのところが面白い。
家政婦の菅井きん( ハル )とあおい輝彦のやり取りも温もりあるシーン。
55 歳定年、ビフテキ 1 枚 200 円、電話が自宅に引けるシーン等この当時の世相が分かり面白い。
昭和のこの当時のファッション大好き。
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