アトミ

スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説のアトミのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

90点

2代目麻宮サキを見つけ出すべく、様々なスケバンをテスト(秘密基地にてシュミレーションバトル)し、ふるいにかけていた暗闇司令。
四国で「スケバン鉄仮面(ゲリラ戦法が得意)」と恐れられていた五代陽子をテスト。
この時、初めて鉄仮面が外れ、頬に風を感じたサキは涙する。

西脇(神恭一郎の後釜)により、ヨーヨーが渡され、見事に使いこなす。
陽子は父親(早乙女七郎)の死の真相、鉄仮面の謎(被らなければ生きていけない運命に追い込んだ人物)を追求するため、2代目麻宮サキを襲名する。


「梁山高校2年B組(3年B組)麻宮サキ。鉄仮面に顔を奪われ、とお(10)となな(7)とせ。生まれの証さえ立たんあてぇ(私)が、何の因果かマッポの手先 ~ おまんら!許さんぜよ!」


身長160cm、体重45kg、B80cm W56cm H82cm
幼い時に母(五代道子)に鉄仮面を被され(守るために)、親子2人土佐でひっそり(仮面が目立つだろ)と暮らす。が、すぐに母も病気で死んでしまう。
小中高と仮面のまま通学(麻宮サキ亡き後、全国の高校の荒廃の原因であると推測される「鎌倉の老人」の息がかかっていた為、鉄仮面のまま)。

愛車はカワサキGPZ400R。
土佐弁が抜けない。
金のオルゴールペンダントの中に母親の写真が入っている。
悪役の前に登場する時にこのオルゴールのメロディーを流す。

梁山高校へ転校生して来た麻宮サキはスケバンの中村京子(ビー玉のお京)と、矢島雪乃(日本酒剣菱のマーク的なのが入った赤い布や琴の爪で戦うお嬢様。桐の葉学園でサキと一緒に戦い、惚れて梁山高校へ転校してきた)を仲間とし、巨大な闇の力により起こる学校での事件(指令)を(サキはアチコチの学校へ転校し)解決していく(今回は刑事というのをあまり隠してない為、噂の有名人になっていく)。

西脇は梁山高校に教師(とぼけた頼りない小汚いダメ教師)として予め潜入しており、サキに指令を与える。
その中で、サキは「巨大な闇の力」と関係する「青狼会」なる組織と戦う事になる。
青狼会は全国から運動能力、知能の高い、才能ある学生を集め、最終的に日本を支配(理想国家を作る)しようとしていた(手段を選ばない)。

そのトップ「影の総統(サキと同じオルゴールペンダントを持っている)」の謎を追い、「ゼクウ」というロックバンドの事を調べるサキだったが、あと一歩の所(サキはライブハウス楽屋で、総統がエレキギターで奏でるオルゴールペンダントのメロディーを聴く)で逃してしまう(総統の乗る車のウィンドウ越しに互いに顔は見るが、総統は目の辺りしか見えない)。

青狼会の刺客である「恐車七人衆(歌舞伎コスプレ)」に襲われるサキ達。
辛くも「戦闘モード麻宮サキ(鉄仮面着用)」による技(空中からの相手の頭部へ直立落下頭突き)により、頭である獅子を撃破。
が、人質に囚われていた雪乃は両目の視力を奪われてしまっていた(手術は成功するが長期入院の為、戦線離脱。チョイ役に)。

そんな中。
過去にサキの父、早乙女七郎(考古学者で武闘家)のボディーガード任務をしていた西脇との間に、因縁があったデューク南郷(闇の組織から七郎暗殺のため雇われた殺し屋)がサキの前に現れる。
サキはデューク南郷との戦いで新たな「二刀流ヨーヨー攻撃」を繰り出す。
が、歯が立たず、結局西脇がトドメを指す。

そんな中。
サキは元青狼会の学生(妹を殺された恨み)の「空港闇の総統暗殺計画(一歩間違えたらテロ)」を阻止。
結果的に影の総統を救うことになる。
そんなことも露知らず心臓にペースメーカーがある闇の総統は渡米した(空港内でサキが落としたオルゴールペンダントを拾った子供がメロディーを聞いてるそばを横切った総統が一瞬足を止める)。


なんやかんや(こじんまりエピソード)あって第2部。

影の総統がアメリカから帰国。
サキ、お京、雪乃(共領女子学園生徒会長の伊集院要の協力を得る)は青狼会が開催した「日本学生支援協会」での集会(全国の女子生徒会長を集めて取り込む作戦)において、「新体操リボン仮面三人娘(蘭子、椿、蛍)」を撃破。

地下道へ脱出した影の総統を追うサキ。
そこでオルゴールペンダントの二重奏。
2人は幼少期の幼なじみが脳裏に蘇った。
サキは話を聞こうとしたが、影の総統は行ってしまう(途中アクリルボードがありサキは先に進めない)。


次なる刺客は托鉢(たくはつ)僧侶ないでたちの「黒羽五人衆」。
リーダー十徳の必殺技は岩をも砕く秘孔突き。
十徳は父をサキの父早乙女七郎に倒された恨みを持っていた。
五人衆はこっそりとサキ、お京、雪乃に肩の秘孔を突き、サキは腕、お京は指、雪乃は首を不自由にする技をかける(日を重ねる毎に酷くなる)。

その頃。
影の総統は部下に早乙女七郎についてを調べさせ、七郎の娘はサキではなく志織だと分かると五人衆にサキへの攻撃を停止する命令を下す。
が、五人衆は青狼会に属してはいなかった為、命令を聞き入れなかった。

雪乃の別荘へ身を隠していた3人。
サキのゲリラ戦法で五人衆を迎え撃つ。
バトルの最中、サキは自分の仕掛けたトラップにより偶然「裏秘孔」を押し、技を解除。
復活したサキはお京、雪乃の「裏秘孔」をヨーヨーで押し、五人衆を撃破した。
そこに現れた影の総統。
サキは影の総統が誰(幼なじみと遊ぶビジョンは見えるが名は思い出せない)であろうと倒さなきゃならない!と改めて宣戦布告。
影の総統もそれを受け入れ、鎌倉にいる父「信楽老(しがらきろう)」に会いに行く(恭志郎は養子)。

影の総統こと「信楽恭志郎」は向こう3ヶ月間、青狼会が何をしても警察、マスコミを抑えておいて欲しいと父に頼んだ(うまく利用する)。
が、本音は信楽老の存在を煙たがって(老いぼれ扱い)いる恭志郎だった。


信楽老は下界の様子を部下の鬼界坊(きかいぼう)なる僧侶に調べさせていた。
全国の学生を統括しようとする恭志郎に立ち塞がらんとする組織。その手先のスケバン刑事が土佐の鉄仮面少女の五代陽子。本名、早乙女志織だと分かり、驚く。
信楽老は鬼界坊にサキがどれだけ鉄仮面の秘密を知ったかを調べさせ、その後、始末する命令を下した。

全国に散らばる青狼会に操られた学生が決起し始めた。
いよいよ「ウルフ・レボリューション(西脇はレボリュージョンと言う)」が始まる。
が、サキは影の総統との関係が気になりそれどころではない。
西脇の声(工藤ミキを仲間にする指令)にも耳を貸さない(反抗期)。

その頃。
恭志郎も志織と戦わなければならないことを悔やんだ。
が、それが「運命」ならば、、、と言い聞かせる。
が、これに「鎌倉」の策略が絡んでいるのであれば、、、と思いに耽ける。

オルゴールペンダントは五代道子により、志織と同じく渡されたようだ。

と、次なる刺客は「人操りの術」を得意とする猫目一族の最後の生き残りナメラ(猫女)。
「人操りの術」とは植物の毒をキバ(義歯)に仕込み、首筋に噛みつき注入。特殊な笛でコントロールする。その後は毒に蝕まれ、1週間で廃人となる。

ウルフ・レボリューションを成功させるためには近畿の工藤ミキが敵に回られると厄介。
サキを操り、仲間に引き入れようと企む(恭志郎がGOサインを出す)。


その頃。
むしゃくしゃしながらも指令を受けるサキ。
部屋に戻ると、伊集院要(彼女も青狼会にとっては厄介者)、千葉勝浦紅組番長平田たい子(こじんまりエピソードでサキらと意気投合)、白銅学園高校の不良仲井テツと加瀬コウジ(ビーバップハイスクールの仲間と加藤的な2人。こじんまりエピソード。サキにホレてる)、お京、雪乃が集まっていた。
「梁山連合」として決起する。が、サキは迷っていた(総統が家族関係なら戦えない)。
サキは気晴らしにバイクを走らせる。そしてナメラの術に落ちてしまったサキは工藤ミキを襲う。
が、鬼界坊がサキを連れ去り、解毒させる。
が、大量の毒のせいで術は解けない。

工藤ミキはお京、雪乃の「愛(サキを想う気持ち)」を見て、サキは「悪い人間ではない」と見極め、「人操りの術の解毒剤」を用意する(最初の戦いで術にかかっている事も見抜く)。

再び工藤ミキを襲うサキ。
解毒剤の入った容器を破壊してしまう。
が、お京、雪乃の「愛」により、サキは正気を取り戻し、ナメラを撃破!
工藤ミキが仲間となる。

そんな中。
リ・レイファ(8話で登場し、サキと友達になった横浜の私立セレーヌ女学園生徒)が青狼会の重要な拠点である関東第一支部を襲撃し、重傷。
私立セレーヌ女学園生徒が助けを求めてきた。
水盃を交わした梁山連合メンバーはまず、各々の母校へ戻り青狼会とバトル。
お京と雪乃は横浜、サキは1人で青狼会本部を探す。

その頃。
信楽老は鬼界坊と次男蘭丸(恭志郎のスパイ。恭志郎と同じく養子)に「鉄仮面の謎」を話す。
早乙女七郎は「例のもの」の在処を信楽老には話さなかった。
命の危険を回避するため、七郎は志織に鉄仮面を被せた。
信楽老は秘密を託されたであろう志織(鉄仮面)に安易に手が出せず、12年待った。
が、志織は「例のもの」のことは知らない。
つまり秘密は「鉄仮面」にあると信楽老は推理し、鬼界坊に盗むよう指示した(蘭丸は恭志郎にその事を伝える)。

その頃。
梁山連合メンバーはバトルに勝利し、母校を、お京と雪乃は横浜を取り戻す。

一方。
サキの前に現れた鬼界坊。七郎をしる男として近づく。
「志織」という名の字、「恭志郎」のこと。
同じ「志」を使うこと。
そして「鉄仮面には秘密がある」ということをサキは教えてもらう。

サキは改めて鉄仮面を持ち、鬼界坊の寺を訪れる。
と、西脇が現れ、鬼界坊は鉄仮面を持ちトンズラ。
が、待ち伏せていた蘭丸が毒矢で鬼界坊を殺害。
追いついたサキは何とか鉄仮面を取り戻し、蘭丸は西脇の銃撃で腕を負傷し退散する。

鎌倉の信楽老は西脇に対してブチ切れ、そんな西脇はサキと鉄仮面と一緒に牢屋へ入れる(第1話の牢屋。西脇は第1話の頃のワイルド鉄仮面少女サキに戻すために牢屋に入れた)。

そんな中。
母校を取り戻した梁山連合メンバーだったが、青狼会の新たな刺客チェン、太田、凛によって伊集院要、仲井テツと加瀬コウ、平田たい子がやられてしまう。
刺客3人を気に入った恭志郎は鉄仮面を奪うよう命令した。

刺客3人は工藤ミキを拉致。
お京と雪乃に「鉄仮面を持って東京第一学院高校跡に来い」とサキに伝えさせる。

その頃。
梁山連合壊滅状態情報を得た西脇はサキに伝える。
7日間。サキはワイルドには戻れなかったが、「無我の心」を手に入れた。
澄んだサキの目は「早乙女志織の目」となる。

牢屋から出たサキは鉄仮面と共に、東京第一学院高校跡へ向かう。
雪乃、お京も合流。「さよならのめまい」がイカす。

鉄仮面装着し、刺客3人とのバトル。
の最中、鉄仮面が奪われ、蘭丸がトンズラ。
とりあえずサキらは刺客3人を撃破し、工藤ミキを助け出した。

鉄仮面は恭志郎の元へ。
と、手下からサキの旗揚げにより、占領した高校が次々奪還されているという報告が入るが、恭志郎にとってもうウルフ・レボリューションはどうでもよかった。
鉄仮面の謎を解き、老いぼれを倒し、日本を手中に収める事が恭志郎の目的となる。

蘭丸は信楽老から「黒バラ館」なる場所に幽閉されている男が「鉄仮面の謎=例のもの」を知っているという情報を手に入れた。
恭志郎は志織を利用する作戦を思いつく。

捕虜から青狼会本部の場所を聞き出したサキらは本部へ。
が、既にもぬけの殻。
総統室に入ると、恭志郎ホログラムが「黒バラ館の秘密」を伝えた。

西脇曰く、「黒バラ館」はサキの実家であり、幽閉されている男は「家族」かもしれない。と。

黒バラ館。
へやって来たサキら3人。
サキは様々な記憶が蘇って来た。
サキらは地下室へで幽閉されている男を連れ出す。
が、恭志郎の刺客西洋甲冑男と信楽老(蘭丸がスパイだと気づき泳がせる)の刺客コマンドー軍団に襲われる。
お京と雪乃が盾になる間に、サキは幽閉男と逃げるが、コマンドー軍団に追い込まれる。
が、恭志郎が現れ、コマンドー軍団は退散。
サキと幽閉男は恭志郎に囚われる。

幽閉男は早乙女家に仕えていた執事源十郎。
過去を話し始める。
志織の母道子は恭志郎と同じく、信楽老に拐われて育てられた養子。
道子は信楽老の命令で七郎に近づき、七郎は道子に恋をし、2人は結婚。
源十郎は信楽老から送られた下僕謙、監視役。
その目的は鬼怒良(キドラ)古墳に隠された「鬼怒良の宝」の発見に七郎を利用すること。
その頃、信楽老はどこからか恭志郎を拐って来て道子に養育させた(誘拐養子は自分に都合いい道具に育てる為)。

七郎は鬼怒良古墳を発見。
が、道子はそれを信楽老には報告せず、七郎に全てを打ち明けた。
鬼怒良の宝を見つけてしまえば用無しの早乙女一家は口封じのために殺される。
七郎は親友西脇に相談。
信楽老は悪の権化だと分かり、七郎は鉄仮面に宝の在処を封じ込めた。
そして道子と志織を逃がす際、七郎は信楽老の刺客に殺され、裏切り者源十郎は捕まる。
館から逃げた道子と志織は西脇に助けられた。のだと。


鉄仮面の秘密を吐かせるために恭志郎は志織をムチで痛めつける

源十郎は知る全てを話した。
「岩が兜をまとうた時、天と地の音色を鳴りおうて、鏡の光溢れん」


と、館の外ではコマンドー軍団がお京と雪乃を磔にしていた。
恭志郎は志織にヨーヨーを渡し、トンズラ。
サキは1人、コマンドー軍団と戦う。
が、まあまあピンチ。
しかもそこに西洋甲冑男も現れ、サキ大ピンチ!
と、恭志郎がサキを、助ける。
2人で力を合わせ、コマンドー軍団、西洋甲冑男を撃破。恭志郎は疾風の様に去って行く。

西洋甲冑男とのバトルの最中に落としたオルゴールペンダントを源十郎が拾う。
そして「天と地の音色」のうち恭志郎の持っていたペンダントが「天」。志織のペンダントが「地」だと話す。

その全てを現場で見ていた信楽老。
宝の在処がわかり始め、高笑いした。


西脇も知ってる全てをサキに打ち明ける。
鬼怒良の宝には「力」があり、所有者により「悪」にもなる。
悪の権化信楽老の手に渡らないよう、宝を守る必要があった。
七郎は志織の顔に在処を封印。「それ」を守るために「鉄仮面」を被せる。
志織が18歳になれば鉄仮面は外れるが、無理矢理外すと死ぬ。と信楽老に宣言した。

七郎は鉄仮面を被り、18歳にまで成長すれば志織が「強く成長」すると考え、その後を西脇に託した。
七郎が死んだら鉄仮面を志織に被せて欲しいという願い通りに、西脇が志織に鉄仮面を被せた。

大人の都合のために人生を台無しにされた志織はブチ切れ。

「天に道なく、地に道なし。我ただ人の道を歩む」
西脇は七郎の好きだったこの言葉(座右の銘)に「道理」があると信じ、サキに「父の仇を取らせること」が「筋」だと考えた。

母にもこの言葉を聞かされ育った志織も「我が道を開く」ことこそが自分の人生なのだと悟る。

その頃。
恭志郎はある周波数(ペンダントの)で鉄仮面と共鳴(反応)することを突き止めた。

その頃。
志織のペンダントを見ていたお京は道子の写真に隠れていた「印」を発見(恭志郎のペンダントにも「印」あり)。
その2つの「印」を調べるうち、2つの「印」を重ね合わせると「天地学院高校の校章」だと分かる。

ウルフ・レボリューションにより廃校になった天地学院高校。
廃校を守る校長と用務員はサキの目を見て七郎の面影を感じ、宝の捜索を許可した。

と、捜索する雪乃、お京が何者かに襲われる。
サキは「父の座右の銘」が掘られた石碑を発見。
と、四方からチェーンが放たれ、サキは囚われる。
石碑が回転し、裏側にお京と雪乃が囚われていた。
鬼怒良古墳を守護していた天道と地道が現在は石碑を守護する。
石碑の下に七郎より預かっている物があると、石碑を取り除くためにダイナマイト括り付けられた矢がお京と雪乃の足元に刺さる。
サキは宝を捨て、2人を助けた。
これは七郎から頼まれた志織を試す為の試練だった。
合格した志織は「在処を開くカギ(銅鏡)」をゲット。

「鉄仮面を写した鏡が光に満ちた時、鬼怒良の秘宝か現れる」


その頃。
恭志郎は鉄仮面に封印されていた宝の在処を発見する。


一方。
鎌倉。信楽老にコマンドーから恭志郎が宝の在処を突き止めたという知らせが入る。
場所は梁山高校。
信楽老はコマンドー軍団に宝のゲット、志織と恭志郎の始末を指示した。


その頃。
恭志郎は梁山高校で地下道入口を発見(校舎裏の社。扉には天地学院の校章)。
が、周波数では扉が開かない。
恭志郎はペンダントを持つ志織を待つ。
待つ間、恭志郎は幼き志織がプロポーズした事を思い出し笑い。

現れた志織に恭志郎はペンダントと鉄仮面を賭け、タイマンを申し出る。
が、志織は「カギ(銅鏡)」の裏面の鏡の部分に日光を反射させ、天地学院校章に光を当てる。
と、封印が解け、扉が開く。
志織は恭志郎と力を合わせ、信楽老を倒さなくちゃならないと話す。

恭志郎はペンダントをもらった道子から「ペンダントが2人を引き合わせた時、信楽老を倒すんだよ」と言われたことを思い出した。
志織は託された父からの手紙を恭志郎に読ませた。

その頃。
校門にコマンドー軍団が現れ、お京、雪乃とバトル開始。

一方。
手紙を読んだ恭志郎は「手を組むのはありえない」と、手紙を破き、丸め、踏みつける。
何を言っても無駄な恭志郎と結局バトル。
が、コマンドー軍団が現れ、志織をかばった恭志郎はペースメーカーに矢が刺さり、死んでしまう。

怒りに燃えるサキは社の中へ。
洞窟奥深くにあった等身大の像にサキは鉄仮面を被せ、対面にある石の祭壇に銅鏡をセットし、2つのペンダントを開き(メロディーを奏でる)置く。
鉄仮面が反響し、目の部分から光が放たれ、銅鏡に。
と、祭壇の壁が崩れ、中から緑色に光り輝く鬼怒良の秘宝(盃)が現れた。


秘宝をゲットしたサキ。
が、信楽老は「明後日の晩に秘宝の力を得る」と高笑う。

翌日。
サキは、暗闇司令からスケバン刑事を解任され、土佐へ帰れと言われてしまう(信楽老の圧力)。
ちょっとでも暴力を奮った(法律違反)ら逮捕される。

その頃。
サキの部屋で盃を守るお京と雪乃はコマンドー軍団の襲撃を受け、盃は盗まれる。

源十郎の調べで、盃は皆既月食(明日の夜)が明けの月を光を浴びて、不老不死の酒が吹き出すことが分かる。
それを阻止するため、3人は立ち上がる。
が、そのサキの前に西脇が立ち塞がる。
が、西脇はわざとやられ、サキを行かせる。

皆既月食の日。
ラストバトルへ向かう3人。
と、コマンドー軍団のライフル攻撃を受け、2人をかばった雪乃が死んでしまう。
ブチ切れお京とサキはコマンドー軍団をぶちのめす。
が、油断したお京も死んでしまう。

と、現れた警察、暗闇司令にサキは取り押さえられる。
が、スキを突き西脇がサキを助け出した。
2人は鎌倉(信楽老邸)へ向かう(鉄仮面持参)。


その頃。
蘭丸は信楽老を殺そうとするも回避されてしまう。

その頃。
信楽老邸へ侵入したサキと西脇。広大な庭(森)を行く。
と、信楽老の居場所を教えに来た蘭丸は既にに背中に刺さっていた信楽老の時限爆弾ナイフにより死亡。
西脇もサキをかばい死んでしまう。

そして現れた信楽老とのバトル。
めちゃ強い信楽老に胸に杖を突かれ、気を失うサキ。
トドメを刺そうと近づく信楽老。
が、死んだかと思った西脇の銃撃会い、負傷した信楽老は退散した。


夜になり、皆既月食。そして再び月が現れ始めた。
負傷した信楽老は池に用意された祭壇に盃を準備。時を待つ。

と、ペンダントのメロディーが。

と、月が満月となり、盃に酒が湧き出る。
そして盃に口をつけようとした時、池の中からスケバン鉄仮面が大ジャンプ!
信楽老が投げたナイフが鉄仮面に当たり、鉄仮面は外れ、池へ落ちる。
ホバーリング状態サキはダブルヨーヨーをジャンピングスロー!
盃破壊!&信楽老の胸を打撃!
そしてサキは池の中へと落ちる。

ペンダントは囮として枝にかけられていた。
それを手に取った暗闇司令。
苦しむ信楽老を暗闇司令が銃で撃ち殺した。



時は流れ。
梁山高校。
お京、雪乃は包帯姿で学校へ復帰(生きてたのかよ)したが、サキの姿はなかった(机の上には花瓶に花)

授業が始まり、包帯ぐるぐる巻きの西脇(生きてたのかよ)が新しい転校生を紹介した。
包帯ぐるぐる巻きの「早乙女志織」だった。

エンディングロールと共に志織達の楽しそうな平和な学園生活が流れる。








第1話の鉄仮面が外れた五代陽子。
マジでスケバン鉄仮面の異名が似合うワイルドなキャラだったのが、中盤の学園生活時には可愛らしい女子高生キャラになって行く表現とか好きだなぁ。
どっちの南野陽子もめちゃくちゃ可愛い。
お京も可愛い。
雪乃は、、、「なぜ?の嵐」名曲だね。

敵キャラも「怪人」みたいで笑う。こんな高校生素敵過ぎる。

後半の宝探しも嫌いじゃない。
「謎」も解読されていき、テンション上がるし、仲間がバタバタ死んで行く(実際は生きてたけど)所も胸熱で好き。
権力に平伏せる大人へのアンチテーゼとしての「スケバン刑事」というテーマも見えてくる。

ラストバトルも「らしく」て最高。
アトミ

アトミ