このレビューはネタバレを含みます
登場する人物に一切の無駄と余念がなく
物語に於ける人と人との骨密度が凄まじく高い。
S1で手掛けた基本の設定をそのままに
S2で続きと共に前日譚までも楽しめるような
故郷での政治謀反とこれまでの集約力。
スタックとスリーブ、そしてDHFと
本当に使い方が巧み
#3の趣味の悪い過去の知人を模した処刑から
#4では都合の悪い要人を花火にくくりつけて抹殺すると
過去のタケシのスリーブまでも動かす始末。
ほんとどこまでも人の嫌がる事を
美味い具合に仕上げてくる。
○○vs○○も火の打ちどころがない名バトルが
間髪入れずに割り込んでくる。
そして、(個人的に)なんと言ってもポーの役所。
A.I.が故に魅せられる感情的な一面の数々
邁進と再起動の狭間で揺れ動く姿が切ない。
必要的な犠牲がまた説得力を増して... ...
はぁー、とりあえず続きが早く見たくなる。