ジャッキーケン

オルタード・カーボン シーズン1のジャッキーケンのレビュー・感想・評価

4.5
正統派ブレードランナーに最も近い作品

オリジナリティある専門用語には慣れるのに大変なのと人物関係がかなり複雑なのはこの手の作品においてはしょうがないが本作は特に難しい

スリーブという人間の体で生活しスタッグという物で魂を保存する富裕層であればあるほど肉体的に恵まれ貧困層は子供なのに老婆の体で生活していたり、理不尽

タケシコヴァッチがバンクロフト殺しの犯人探しから始まるこのドラマは全てが最高級
映画級の作品だ
作り込まれたブレードランナー的世界観、未来の武器や日本刀など古今東西の武器でのアクション
映像が綺麗でスローモーションは息を飲む

ジョエルキナマンはロボコップやスーサイドスクワッドなどの大作に出るもことごとく失敗していたから本作のタケシコヴァッチはハマリ役だった、「パニッシャー」に続いてネトフリはラテン系に力を入れてるマルタイガレータ
ネパール系の美女dichen lachman
特にアジア系が多く見える

前世を行き交う複雑なストーリー展開、外見と内面の異なる複雑さ、人間がおもちゃに見えてくる
裸体がやたら出てくるがこれは単なるサービスではなく設定に直結しているから納得

毎度のことだけどNetflixオリジナルはドラマじゃない一気みする映画