仙台の気仙沼から気象予報士を目指す女性の話。主演は清原伽耶、そして蒔田彩珠と好きな俳優で楽しみにしていた。
最初から最後まで気象予報を軸としながら、そこに震災や地方の悩みなどを絡めており、朝ドラでは暗い雰囲気だったが非常に繊細で優しくいいドラマだった。
以下ネタバレ感想を。
このドラマでは悩みや葛藤を抱える人物が多く登場する。
各々のその悩みに対して、明確な答えというよりもそっと寄り添う雰囲気が終始あったように思う。
また気象予報という軸からブレずに登米での地方創生、東京での仕事、気仙沼でのコミュニティFMと地に足のついた展開はとても安定感があった。
ただ震災を始めとし社会問題を扱っていたためか、ドラマ全体としては暗く、私も録画して一気見しながら「これを毎朝みるのは辛いのでは?」と思った。好みは大きく分かれる作品であろう。
『わろてんか』以降何本か朝ドラは見てきたが、一番面白いのは『まんぷく』、一番好きなのはこの『おかえり、モネ』となった。