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必殺からくり人の62355cinema5のレビュー・感想・評価

必殺からくり人(1976年製作のドラマ)
4.0

80点

必殺シリーズ 第8弾📺
草笛光子に次いで、山田五十鈴が女元締めを演じた作品🎬

八丈島から島抜けして、江戸で芸者置屋を営む ’花乃屋‘ の裏稼業は、弱い者たちに代わって悪を仕置きする‘からくり人’ だった
ある日、その元締めの蘭兵衛が、別の殺し屋組織を率いる ‘曇り’ に殺される
曇りは ‘花乃屋’ を取り込んで江戸の闇稼業を一手に束ねようと目論んでいたのだった
だが、花乃屋の元締め・仇吉は曇りに吸収合併されることを拒み、独自で ‘からくり人’ 稼業を続けて行くことを宣言する
ストーリーは、曇りとの対立をベースにして、弱者たちの恨みを晴らす様子が描かれる💥

からくり人のメンバーは、元締めの花乃屋仇吉(三味線のバチを操る)、枕職人の夢屋時次郎(金属製のてつべら)、仕掛けの天平(仕掛け花火を体内で炸裂させる荒技)、八尺の藤兵ヱ(力技でにねじ伏せる)がメインになっている💣💥

時代設定が天保年間ということで天保の大飢饉、蛮社の獄などの史実が盛り込まれているというのも特徴🏯

第12話では ‘鳥居耀蔵’ や ‘水野忠邦’ のような実在した幕府の要人たちが登場して、花乃屋チームに対峙するエピソードになっている(ちなみに最終話でないが、このエピソードで最初の殉職者が出る)🤭

本シリーズでメインの脚本を書いたのは早坂 暁氏で、他のシリーズとは一線を画す独特なエピソードが描かれた📺

サブタイトルのフォーマットは「◯◯に◯◯をどうぞ」が基本🤗

主題歌は川谷拓三が歌う「負け犬の唄」で、仕置きシーンにもアレンジされたものが使われた🎶🐕
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