風琴

運命の12人の風琴のネタバレレビュー・内容・結末

運命の12人(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん…ちょっと納得いかないわ…
なんか…ものすごく引き込まれただけに、色々納得いかない…
警察の私情とか証拠偽装とか、色んな人物の偽証とか、ほぼ印象論だけで進める陪審員とか、裁判官や弁護人の詰めの甘さとか、ちゃんと事実や論理に基づいて話されてないことが多すぎて、
ナルシシストのサイコパスだから彼女がやりました〜、絵本を見せたのもイカレ女でサイコパスだからです〜って、それはただのレッテル貼りだから真実がどうだろうと納得できないというか、嫉妬深いとか彼女がこういう行動を取ったのはステファンがこうだからじゃないの?みたいな反論もないからひたすら一方的に弱者が追い詰められていく様子を見ただけというか、
メタ的なことを言うと、脚本家が全部ナルシシストのサイコ女に丸投げしたって感じ…
だからストーリーに対して「騙された〜」とか「やっぱり〜」とかが無くて、メタ的に「こういう展開にしそうで嫌だな」がそのまま来ただけっていう…
もう少し納得感があれば、同じオチでも違ったんだろうけど。残念。

あとデルフィンとかいくら夫に重大な非があると言えども男の家にホイホイ泊まると親権的に突つかれたりしそうで大丈夫なのかねと心配したけど、意外とノエルがピュアッピュアで笑ってしまったw
風琴

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