ココ最近では1番ズシンとくる重〜いドラマ
だったように思う。
まさかの結末だったので(それもサラッと)
先入観って怖い
思い込みって怖い、と思いました。
あの12人の陪審員達と同じじゃないか。
我が子を殺める事件は日本でも珍しくは
ないけど、普通はね、我が子を傷つけるなど
ありえないのですよ、普通はね。
2つの殺人での陪審員裁判と
その裁判員達がそれぞれ抱える問題とを
交互に描くドラマです。
聞きなれない言語でしたが
ベルギーのフレミッシュ語と言うらしいです。
ドラマの各話のタイトルがその人物を表しています。
登場人物全員が結構ろくでもない、と言うか
弁護人はともかく、裁判官も警察も結構酷い。
そもそもあの元旦那、女好きすぎるし
そんないい男じゃないじゃん。
最初の殺人は役20年前の出来事なので
その当時の映像が出てきても
あまり似ていなかったりして最初は
なんの話しだろ?と混乱します。
現在(裁判中)、当時の事件辺りの詳細
などが行ったり来たりして
徐々に分かってくる辺りは面白かった。
あの陪審員達の中では
デルフィンが可愛くて。
でもその夫がモラハラ男でイライラしました
こいつこそ○んでしまえーと言う。
デルフィンも同じ母親なのに
フリーは有罪と決めつけてる当たりも
どうなのとも思った。
そんで、最初からエロエロ目線のエロ親父の
人が意外といい人やん。
私が注目したのはアルノルト。
心を閉ざしたちょっと偏屈で見た目「西尾一男」
なんだけど、この人もなかなか不運と言うか
ストレス溜めて生きてる。
最後の話し合いでは唯一真っ当な事を言ってるな
とは思った。
人物がよく書けていて感情移入しやすい
その分見てどっと疲れました。
色々考えさせられます。
こちらの裁判はかなり自由に発言できるのでしょうか?米なら
(異議あり! 推測です)
みたいになりますけどね。。。
自分がもしこの事件の陪審員だったら…
やっぱり正しい判断は出来なさそう。
と言うかもっと警察がまともな捜査しなさいよ。