結構楽しみにしていたゾンビ×時代劇なドラマ『朝鮮退魔師(Joseon Exorcist)』が放映直後に苦情殺到でまさかの放映中止に！(中韓の歴史認識問題で地雷を踏んでしまって＝中国寄りな解釈だったとかで２話で打ち切りとのこと)……渦中の騒動に巻き込まれてしまった主演のチャン・ドンユンくん(謝罪コメント発表…)があまりにも可哀想過ぎて、、、腹いせに過去作ウォッチ。

(そもそもゾンビ＆キリスト教的エクソシズムがテーマのフィクション世界なのに歴史歪曲で中止に追い込まれるってのが理解不能なんだけど…ってか２話まで見たけどかなり豪華＆断頭しまくりな血しぶきアクション全開で面白くなりそうな気配ビンビンなのにもったいない！)
(小物や衣装が中国式…って日本だってそうだけど中国文化の影響下にあるでしょ)
(ソフィア・コッポラ監督作『マリー・アントワネット』を見て「史実と違うから公開中止！」なんてならないだろうに…ってか時代劇なんてどの国で作ったって多かれ少なかれ史実と異なる部分はあるってば)
(まぁこのニュースだけに飛びついて喜んで韓国叩きをする人たちもどうかと思うけど…)


さてさて本題、、、
KBSのドラマスペシャル2017の中の単発作品で、ある幼馴染みの高校生男女がそれぞれの初恋を経験し、それぞれの少年少女時代と決別するまでを描いた青春物語。

『恋のステップ』のチャン・ドンユンくんと『恋にチアアップ』のチェ・スビンちゃんという組み合わせが良かったのと、『ソロモンの偽証』＆『恋するレモネード』に続いてチャン・ドンユンの同級生役でお馴染みなアン・スンギュンまたしても…なキャスティングも個人的にアガるよね。

(やりたいことはわかるけど…)クライマックスにかけてがいくらなんでも唐突過ぎるのと、都会から来たイケメン転校生のフェードアウトが謎過ぎるのと、「映画のラストシーンは…」(チャン・ドンユンは映画好きって設定なんだろうけど全然キャラが生かされてない！)って台詞を入れる位置がおかしい(フリになっていない…)辺りがもったいない。

『KBSドラマスペシャル』という8話オムニバス作品の中の一つで、過去視聴。

『KBSドラマスペシャル』で検索してもフィルマに出てこなくて（←当時はリクエストできるということを知らなかった）放置していたもの。それが最近になって一つの作品ごとにレビューをあげる仕様だと気付き、再び視聴してみました。

ていうか、ドンユン君よ！
てっきり最近観た『ノクドゥ伝』が初めましてだと思い込んでいたのに、ここに思いきり主役で出ていたではないですか！ジニョンも出てる！それなのにまったく記憶になかった…これを観た当時の私にはドンユン君とジニョンが全然刺さらなかったらしい😂こんなにかっこいいのに、なぜだ〜〜！

このドラマは、一言で言えば高校生の甘酸っぱい三角関係の話で、お隣に住む幼馴染のギソク（ドンユン君）と、転校生のドンギョン（ジニョン）の2人から想いを寄せられるヘリム（スビンちゃん）、という構図。

ギソクがヘリムを一途に想い続ける姿が泣けるんですよ。表立ってはしないけど、影でこっそり親切にしてるところとか。でもヘリムは鈍いからその親切に気づかないし、ギソクに優しくないし、何を考えてるのかよく分からず共感できなかった。ドンギョンはドンギョンで、転校してきた初日からヘリムに猛アタックしてくるところが見ててちょっと引いた。

たぶんドラマのつくりがギソクを応援するようにできてるのもあると思うんだけど、まんまとそれにハマってしまった私はヘリムとドンギョンにイライラ…ギソク頑張れー！のスタンスで最後まで観ました。

ここからネタバレ
↓↓↓↓↓↓








最終的にギソクはヘリムからフラれ、2人の卒業&進学をきっかけに離れ離れで暮らすことになるわけですが（ヘリムとドンギョンがうまくいったのかは謎のまま）、タイトルが『僕らが季節なら』だから、また一周してきて再会するって意味なのかなぁと思いました。というか、ぜひそうであってほしい。ギソクが幸せになってくれることを祈る！

幼馴染のチャン・ドンユン君とチェ・スビンちゃん、転校生のジニョン(『ユミ2』じゃなく『雲が描いた』の方)の三角関係を描いた1時間の単発ドラマ。

高校生役のドンユン君、カッコ可愛い～😍と思い続けて1時間。しかしヒロインにも結末にも全く共感できずの1時間。

『僕らが季節なら』って洒落たタイトルの意味もよくわからなかった。私の心には秋風が吹いたけど。