YUN

笑ってトンへのYUNのレビュー・感想・評価

笑ってトンへ(2010年製作のドラマ)
4.3
とうとう終わりました〜!
前半はトンヘとアンナのお父さん探し+セワ一家の悪巧みパート。
途中、トンヘの料理人成功とキムチ工場再建。
後半はトンヘとアンナと祖父母+カメリアホテル社長親子の悪巧み。
ふりかけにボンイ、下品な母と人間力ある父、刑事叔父さん、クドい副料理長やソヌ、すっとこどっこいなセヨン夫婦などが強めに絡んでくる。

とにかくとにかくセワとセワの家族が腹立たしく、よくここまで役作りされましたねと褒めたくなるくらい毎回許せない言動。
何度住居侵入や窃盗したら気が済むのか。
地上波で1話30分ずつ週4話だから、次が気になって動画で一気にと思ったけどセワと副支配人(恋人同士汚いとこも似た者同士)への怒りカロリーが高すぎて連続は断念し地上波にて。
20話前後のドラマと違い、生活の一部になる感覚や朝ドラってこういう感じなんだと実感。ずっと引きずったりしないけど毎日彼らに会ってホッとする感じ。

はっきりしない局長も、家族執着が恐ろしい社長も、過剰反応すぎるドジンも。愛を試すのはいい加減に自重してほしい。
でも親に振り回され続けたドジンが1番可哀想なんだなあ、、最後は母にも翻されて諭されて.....傷ついてよく泣く。
ジェームスは最後らへん良い父親感出してたけど、アンナは許しているけど、冷静に考えれば1番の癌はジェームス!(セワが各所油を注ぐ)

チチャンウクさん作品を新しいのから遡ってこちらへ到達。フレッシュ感すごい!でもだんだんと洗練されてゆく。始めはなんでそこまでセワに固執するのか、アメリカでの6年ってどんなやったのよと逆に気になる。完全な別れの後は、セワが何度同情を買おうとしてきてもキッパリした態度で良かった。
ボンイにプロポーズする時の優しい顔や声がすごく素敵。嬉し涙でいっぱいのボンイの可愛さ。
逆に叔父さん(トンイの悪役兄のあの人!)のプロポーズは完全スルー、いつもギャグな役回りで可哀想(笑)

アンナとおばあ様が母娘とわかるシーン。アンナが「オンマ」と呼ぶところが本当に素晴らしかった。2人のやりとり、姿に涙。
最終話でアンナがジェームスに、私たちはお互いが思い出よと告げて、、なんて素晴らしい女性かと思った。

母からの愛と母への愛、重さと一途さにグッタリしながら….これでもかこれでもかな冷たい仕打ちと手のひら返し、すれ違いとさすがに気づくでしょなシーンの波状攻撃にウンザリもしながら、クセになり、、大事な話しをするシーンで早く言ったらいいのになぜか場所を変え、電話が鳴りまた今度になり、いやいや今言えるやん!
もうわかるでしょ、まだかまだかと思うけど、全159話だからまだやなと見当つかせながら.....

結論、相当はまって観てた証の長文に。。
愛着込みの高評価になってる気がします。
1年かけてみた初の長編。
テバクキムチ食べてみたいなあ。
YUN

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