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悪の花のhamutaroのネタバレレビュー・内容・結末

悪の花(2020年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

やっと観れた…………
ずっと観たくて、ネトフリで配信始まったって聞いて飛んできた。
ヒョンスみたいな基本的に感情の薄い人間に恐ろしく感情移入してしまうので途中死ぬほどしんどくてゆっくりしかみれなかったけどやっと見終わりました………

とにもかくにもイ・ジュンギがよすぎる。
自分の感情を自覚した瞬間の表情とか、相手のことが分からなくてもどかしいときの表情とか、苦しさを押し殺してる表情が一つ一つ繊細で、一つ一つに心臓を鷲掴みにされてしまった。
最後のよく分からないけどエッグタルトを買ってしまう所なんか号泣ですよ………
その後に「こんな父親と会わない方がいい」なんて………やめて………一番傷つくのは貴方じゃないですか………ヒョンスやあ………ってなった。
ウナはきっとこれからお父さんのこと色々知っていって色々混乱するだろうけど、彼女がみているヒョンスを信じてあげてほしい。
優しくて、穏やかに笑って、料理が上手で、いつも1番の味方でいてくれる、あのヒョンスを信じてあげてほしい………
ウナほんと可愛い………
癒し………

あとヘスとムジンもめっちゃ好き。
2人の関係も好きだし、芯のあるヘスと昔は色々あったにせよ、持ち前の優しさで包み込んでくれるようなムジンがヒョンスの周りにいてくれてよかった………
ムジンがヘスの部屋に電気つけてくれるところがねぇ……個人的にねぇ………推しシーンですね………

あとジウォンのチームの皆様も大好き。
チーム長も、先輩も、後輩くんも、普段は可愛いところも多いのに、決めるとこは決めてきてギャップがたまらなかった………

真犯人はサイコパスすぎてかなり引いたんだけど、いい味だしてましたね………
ある意味ではト・ミンソクの二人の息子ということになるのでしょう。
自分に似ていない失敗作でも、歪な愛情であったとしても確かに愛されて育ったヒョンスと、自分に似ている良作であるという理由だけで愛されたヒソン。
彼がヒョンスに執着した理由は案外嫉妬なのかも………

ストーリー的にもキャラ的にも大満足なんだけど一点だけ………ごめんなさい………ジウォンだけはどうしても好きになれなかった………
むしろ苦手です………
人の話を最後まで聞かないところも、結局自分の事ばかりなとこも、刑事としての判断が最後の方鈍りまくってるとこも、本当に苦手です………
彼女がもっと賢くて思いやりがあればもっと幸せなエンドもあったのではないかと思ってしまう。
でも、ヒョンスが愛したのは彼女で、ウナの母親も彼女なので………
仕方ないとは思いつつ………
うーーーーーん……………
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