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ほぼ日の怪談。のmasatのネタバレレビュー・内容・結末

ほぼ日の怪談。(2020年製作のドラマ)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

久々にこういう連作ホラーをイッキミしました。
“新耳袋”の洗礼を受けている世代にとっては、そう簡単には満足できないが、久々に観たこういうジャンルの新作への高揚感と、やはりホラーは面白い、と言うか、このジャンルへの“工夫”が、観ていてとても気持ちイイのだ。

鳥居康剛監督は、相変わらず一味違う。
LOOKへのこだわりは勿論のこと、観ていて“飛び上がった”のは、彼の2本だった。「ピンクの小さなノート」の他愛もないカット、隣の叔母はんの登場カットと、「じりりりりりりり」のラストカットだ。
また、山嵜晋平監督の「知らない友人」「思い出した回答」の情感も良かった。
そして「雨の中の友達」では、職人・永江二朗監督の意地と力量が観られる。秀逸であり、意外にも12作品中のベストだと思う。

五人もの監督の、まさに競作による創意工夫のこのシリーズを、これからも続けて欲しい。
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