映画初心者

おカネの切れ目が恋のはじまりの映画初心者のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ようやく観れる気分になったので鑑賞しました。

ちょっとキャラが濃いなーと思う部分もあったが、そういうものだと思えば気にならないで楽しめました。


まずは役者さん一人ずつ。
松岡茉優は芝居も顔も好きです。
ぶりっ子ではないけどダサくもない、丁度良いところをいつも演じてくれる印象。

三浦春馬は笑顔キャラになってしまってるのが私的には少し残念。もっと違う面も観たい。
…とは思っているが、3話の泣き顔が観れただけでもこの作品を観る価値はあったと思う。

北村匠海は好きな役者さんだが、そろそろ見飽きた。違う一面が観たい。

(ドラマは特に)キャスティングと求められるお芝居がオーソドックス過ぎるのでしょうね。
全員ハマってるけど、何か物足りない。

秘書役 大友花恋
頑張ってはいるけど、折角のキーパーソンな役を活かしきれていない。
この役はもう少し年齢上の人が演じた方が良かったのでは?
唯一ハマってないと思った役です。



そして第4話

全く事情を知らない人が観たら、最終話は普通なのですかね。
ここまでまとめたのは凄いと思うけれど、"居ないからこうした"感は拭い切れなかった印象。

あの役が急に失踪するかな?って。
まあ自分語りをするなら、私も昔、部活の先輩が自殺したことがある。
優しくて明るくて敵などいなさそうな人。
前日までいつもと変わらず接してくれた。
勝手に、悩みなんて無いだろうと思っていた。

だから、急に失踪することもあるのかもですね。
ドラマとしては伏線とか欲しいところだけど。

やっぱり戻ってきたラストは良かったけれど、展開が予想できた分、満足とまではいかなかった。
最後の松岡茉優の笑顔が少し弱く感じた。
「お帰りなさい。」と言って満面の笑みで笑ったところで映像静止。みたいな
ありきたりだけど完全ハッピーエンドな終わらせ方を望んでいました。



最後に
本当の意味でもういない人が劇中でもいないことに思いを馳せながら芝居する役者陣。
辛くなかったかな。私なら耐えられる自信はない。

エンタメとして完結させた皆さんの強さに、主人公のように丁寧に「ありがとう」と伝えたい。
映画初心者

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