マイノリティ

殺意の道程のマイノリティのレビュー・感想・評価

殺意の道程(2020年製作のドラマ)
3.3
中々良かったです!

バカリズム脚本、出演のコメディタッチのミステリーです。

ある中小企業で段ボール会社の社長、窪田が取引先の社長、室岡に騙された上に多額の負債を背負わされ、自ら命を絶ちます。

何の罪にも問われず普通に生活している室岡に復讐を誓う窪田の息子、一馬と従兄弟の満が室岡の殺害計画を立てます。

果たして二人は仇を討つ事が出来るのでしょうか?

窪田一馬には井浦新が、従兄弟の満にはバカリズムが仲の良い従兄弟同士を好演しています。

いかにもバカリズム脚本って感じで二人はまず、この殺害計画の名前を考える所から始めます。

他にも何故か殺人や凶器にやたら詳しい、たまたま知り合ったキャバ嬢からアドバイスをもらったり、凶器や服を買いに行ったりするのですが、二人に緊張感が無く交わす会話も日常の「あるある」だったり、どうでもいいような事だったり。

そこにシリアスな口調で一馬の心の声のナレーションが流れ、クスッとしてしまうような笑いが随所に散りばめられています。

僕はあまりハマらなかったけど好きな人には堪らない感覚なのではないでしょうか。

個人的には突然ブチ切れるバカリズムが新鮮で一番のツボでした!

いつもクールで気難しい役しか観た事が無かったので、少し抜けた井浦新も良かったです!

あと二人の殺害計画に色々とアドバイスをするキャバ嬢役の堀田真由が可愛かったです!

全7話のドラマを鑑賞したのですが展開が早くとても観やすかったです!