こぼちゃん

殺意の道程のこぼちゃんのレビュー・感想・評価

殺意の道程(2020年製作のドラマ)
3.7
監督 住田崇、脚本 バカリズム、自殺した社長の息子が落とし込んだ相手への仇をうつ。

『架空OL日記』のような、日常あるあるのうんちくや会話、ゆるふわ感や仲間意識、ぴんぼけ感が笑いを誘う。

仇は、取引先で段ボール会社に無茶な仕事を依頼した室岡義之(鶴見慎吾)。対するは、自殺した社長の息子、窪田一馬(井浦新)。同調する従弟の吾妻満(バカリズム)。協力する、キャバクラ嬢のこのは(堀田真由)とゆずき(佐久間由衣)。

今まで知ってる井浦新は、イケメンか裏の人、エロと狂気のアーティストなので、ちょっと、とぼけた演技にビックリ。バカリズムと、殺人の計画を練るも、直ぐに脱線し、コンビニパン、キャバ嬢との接し方、マンションの間取り図など、横道にどんどん、ずれていく。

このはは、接客業で色んな人と接しているから、知識が豊富。笑顔で軌道修正してくれる。ゆずきは、ビジュアル担当。

このはの提案で、万一、話が洩れてもいいように、プロジェクトの名前は、"苺フェア"。殺人方法を話し合っていても、隠語の"苺フェア"が笑いを誘う。

うくちくや脱線、ゆるふわトークのバカリズムさんワールドに慣れてる方は軒並み、高評価なのに、すみません。
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