にゃん

ワンモアのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ワンモア(2020年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

水野先生が死んじゃうエンドだったのに驚いた。ジャニーズのグループものなのに?縁起悪くない?と。
俳優個々の色が立っていて、グループものということを忘れるくらいちゃんと俳優として見せてくれた。キャラクターそれぞれのバックグラウンドもちゃんとしているのも良かった。
大人になっても勉強するし、何なら自主的に始めた事だからこそ集中するし続いたりするよね。

内容
1. とある工務店で働く火村(戸塚祥太)は、漢字が読めないことをバカにされ、他の従業員とよくけんかになっていた。かつて起こした傷害事件で執行猶予中の火村は、身元を引き受てくれた社長(宇梶剛士)からある“賭け”をもちかけられる。それは「定時制高校に通い、卒業できたら仕事を続けられる」というものだった。

2. 中学生で大病を患った空田(塚田僚一)は、病気で進学することもできず、青春時代のほとんどを病室で過ごしていた。成人後に病を克服した彼は、幼なじみのシングルマザーと結婚。10歳の娘の父となるが、今度は妻に先立たれ、娘と二人きりとなってしまう。そんな中、彼は亡き妻の願いでもあった定時制への入学を決意する。

3. 引きこもりで対人恐怖症だが、IQ164という頭脳の持ち主である風間(橋本良亮)。父、兄ともに医師というエリート一家で、優秀な兄と常に比べられてきた彼は、高校中退後ずっと実家の自室に引きこもっていた。「家に居たくない」という理由で定時制高校に通い始めた風間だったが、そこで彼はある女子高生に恋をする。

4. 以前、全日制高校の教師をしていた地井(河合郁人)は、女子生徒とのトラブルで定時制高校に赴任する。生徒と一線を引き、距離感を保って指導していた、そんなドライな地井が、過去に事件を起こしたと書かれた紙が貼られる。それでも淡々と授業を行おうとする地井に対して、空田(塚田僚一)らはホームルームの開催を提案する。

5. 憧れの教師の職に空きができ、赴任してきた新米教師の水野(五関晃一)は、熱のこもった授業をするが生徒の反応はイマイチ。担任の地井(河合郁人)にもあきれられる。そんなある日、体育祭をやってみたいという生徒の思いを受け、水野が奔走。しかし周辺住民の反対や全日制の不良生徒からの妨害で思うように進まずにいた。

6. 元ヤンキーの火村(戸塚祥太)の前にかつての悪友・柳澤(前田公輝)が現れる。二人は、昔つるんでいたが傷害事件で警察に捕まり、柳澤は数年収監。ようやく出てきた。翌日、定時制高校の教室に刑事がやって来て火村を連行する。柳澤に傷害事件の罪をなすりつけたのだった。自身と向き合い、周囲に支えらながら前を向きつつあった火村は、本当の仲間とは何かに気づく。

7. なかなか授業に現れない水野(五関晃一)を待つ教室で、空田(塚田僚一)は「水野先生お得意のサプライズだ」と決めつけ、いつまでも待つ構えに。仕方なく火村(戸塚祥太)と風間(橋本良亮)も空田に付き合い、居残り勉強を始めることに。そんな時、地井(河合郁人)の携帯に水野が事故で亡くなったと連絡が入る。
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