愛憎復讐劇の女王イ・ユリが大好きで、先日見た「パパはスーパースター」だけ彼女が出演ジャンルを誤ったのか期待外れだったけど、そのお目直しに3月18日amazon prime videoにて視聴開始、全32話。
序盤はサスペンスミステリー効果を狙ってか、過去の出来事を小出しに挟んで却ってわかりにくくしてあってイラッとするとこもあったけど、6話あたりからぐいぐいこの世界に引き込まれている。13話でPGAで活躍する有名ゴルファーになったヨンジュンが幼い頃の恩人ウンス(イ・ユリ)とついに再会できて抱きしめるシーンには最初の落涙、嬉し涙。
期待どおりの面白さになってきた。
ところで、ウンスが会長の息子殺しで服役していたことを、あの事件を当時取材していた記者であるジミンが中盤まで気づかないままなのがもやる。わたしが何か見落としていたのだろうか。
ヨン・ジョンフンはどのドラマでも良質な演技と雰囲気で好きだなあ。
娘ウジュ役のコ・ナヒが素晴らしい。可愛いだけでなくて演技派で芦田愛菜さんを彷彿させる大物感。
19話から大きく動き出した。ジミンの記者魂を見せてもらおう。いよいよ佳境に入って来たぞ。20話で10年越しの獄中からの手紙を読むジミンと一緒にわたしも泣いた。来客たちの前でホラン会長に事件についての疑問をぶつけるジミンにプチカタルシス。
22話から事件の真相が明かされるまでの緩急交えた展開にはそれなりに引き込まれた。が、犯行理由に無理があると思う。それに、真犯人も予想どおりで鳥肌が立つようなこともなく、抑え気味の演出に物足りなさを感じた。「ヴィンチェンツォ」のようにもっと酷い目にあわせる復讐が見たかった。3月24日視聴完了。
