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七人の秘書のmaroのレビュー・感想・評価

七人の秘書(2020年製作のドラマ)
3.5
世の中を動かしているのは"影の黒子たち"ってことで、警察や病院、銀行などいろんなところの秘書たちが悪事を働いているやつらを懲らしめるっていうドラマ。

会社勤めしてたら、ムカつく上司のひとりやふたりはいるっていう人も少なくないと思うけど、そういうストレスの元凶や社会の理不尽さの根源的な存在を、あくまでもそこらへんにいそうな秘書たちがうまく立ち回ってぎゃふんと言わせる構図は、リアルさを残しつつもスカッとさせる展開で面白かった。

しかも、意外と泣けるエピソードもあって、特に第6話のサラン(シム・ウンギョン)と父親のストーリーは泣けたね。。。

めずらしくメインキャストがプールで泳ぐシーンが必ずあるんだけど、木村文乃だけやたら泳ぎがうまいんだよね。
さすが、特技に水泳を挙げているだけはあるなって思った(笑)

でも、各メンバーは性格こそ違うけれど、やっぱり得意分野とか欲しかったなー。
サランがハッキングできるだけで、他は能力に差がなかったからね。。。
それなら、もっと人間性を極端に変えてくれた方が楽しめた気もする。
『オーシャンズ8』や『ハスラーズ』じゃないけど、そういうのは洋画の方がうまいなとも感じる。
ひとりぐらい飲んだくれやビッチがいてもいいなと思うんだけど(笑)

あと、坂口拓が出てるなら彼のアクションもっと観たかったなー。
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