やっぱりこのシリーズはおもしろい。前作では白髪に染めての実年齢以上の役に「キムタク挑戦するな〜」なんて思ったけど、この風間公親というキャラクターはまさに当たり役だ。
もちろんドラマを引っ張っていくのは、この風間の異様なまでに緊張を強いる一見冷徹に見えるキャラクター。延々と圧迫面接を受けている感じは見ているこちらも胃が痛くなるような緊張感だが、その裏には大いなる優しさがあったりするから、結局はみんなから尊敬される。
どうだろう? 今の子には、こんな先生のわかりにくい優しさって届くのかな? 届く前にみんな恨んでやめちゃいそうだ。でも考えてみれば、昭和の先生ってまだこんな人もいたんじゃないかな? 私も卒業式になってから感謝の言葉をいただいたこともある。そんな時、生徒の成長を感じてうれしかったものだ。
クールに徹するキムタクを引き立てるのは、今が旬の若い俳優、演技派の俳優たち。
福原遥、岡崎紗絵、上白石萌歌、松本まりか、大好きな女優がズラーリ! この若い俳優たちのそれぞれのストーリーをオムニバス形式にまとめ、第200期生の物語となる。
特に今回は濱田岳がかなりフィーチャーされ、演技派の彼が物語を引き締める。
それにしても、福原遥、かわいかったな〜。こんな無垢な目をした警察官なんていない!
松本まりかに言い寄られたら誰だって盲目になるでしょ。言い寄られたい!!!
映画ではよく「エンドロールが終わるまで席を立たないように」とか言うけど、本作はドラマでもコレ!
エンドロールに名前が出てたんで「え?北村匠海、どこに出てた?」って首を捻ってたら最後の最後に重要な役どころで出てくる。でもファンはこれ、悲鳴かな?
まだ原作のシリーズは続いてるみたいだから、また帰ってきてくれそうだ。楽しみにしていよう。
*教場の行進訓練を見て高校時代の運動会の練習思い出した。うちの高校、あればっかりだったw