ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
なんだかんだで観ちゃうよね。
警察学校という一般的には非日常なところを舞台にしているだけでも興味深いのだけど、何よりも風間公親(木村拓哉)の強すぎる眼光がインパクト大。
彼にかかればどんな生徒でも本心をさらけ出さねばならず、その結果辞めていく者もいる。
それもこれも、彼の圧倒的な人間観察力があってこそ。
ちょっとした表情や仕草の変化を見逃さず、その原因を突き止め、それらの事実を生徒たちに突きつけ、ふるいにかける。
もはや警察学校の教官というより、探偵や弁護士に近い(笑)
舞台はいわゆる学園になるけど、従来の学園モノとはまったく違う緊張感しかない世界観に、それぞれ思惑のある生徒たちの本心を暴き出していく展開は面白かった。
前作のラストに出ていた人たちもほぼそのもまキャスティングしていたから、続編ありきで作ったのかも(だから、事件がなければ多分伊藤健太郎も出ていたんじゃないかなあ)。
しかし、散々風間教官の過去が暴かれると言いながらも、該当シーンが後編のラスト5分だとは思わなかったわ(観れてスッキリしたけどw)。