映画は加計問題的なものを扱っていて、このドラマ版は森友問題から着想を得たフィクション。といっても、文書改ざんを指示された財務局員の自殺など、ほとんどノンフィクションと思われるような内容も混ざっていて、いったいどこまで事実でどこから虚構なんだろう？と思いながら見た。
見終わってから、それについて調べると、ディテールがかなり脚色されていて、そのことで遺族と揉めたと知った。
ドラマとしては役者陣も豪華で良かったと思うが、本作が視聴者を引きつける一番の要因は、何といっても「あの森友問題」を扱っているからで、だとしたら、やっぱり事実を尊重してほしかった。多少は仕方ないとしても、遺族と揉めるような脚色はちょっとどうなのかな…。
