上海十月

新聞記者の上海十月のネタバレレビュー・内容・結末

新聞記者(2021年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022/1/30
週刊文春の本作の記事が出てモデルになった遺族が協力してない事が明らかに。以前から東京新聞の望月記者が赤松さんのスクープをモノにしたのではなく週刊文春が記事にしたのが発端である事は明らかだった。フィクションにするにしても遺族がある話なら、遺族の許可は必要だったかもしれない。ドラマから見ると米倉涼子記者が全部やった方が作劇として良いのはわかりますけどね。遺族の協力さえもらっていれば純粋にドラマとして評価できるのにね。
2022/1/17
やっと、ようやく事実に基づいたフィクションがドラマ化された。ここまできたら、もう実名にしてもいいのでは!ユースケ・サンタマリアにもっと酷い事をしてもらい日本一のヒールをやって欲しい。前半吉岡秀隆、後半綿野剛に持ってかれた。吉岡秀隆に至っては何か幽霊に追われてるかのホラー映画のようで、追い詰められた人間を見事に演じている。後半は綿野剛が学園建設に総理夫妻に忖度した事から罪にさいなまれる。米倉涼子は、狂言回しであったが存在感のある女優じゃないと持たない。現実は、フィクションの上を行き一億円認諾で幕引きを図る政府。その金税金やぞ!フィクションを描くのは難しい時代だ。事実を超えないといけない。映画「新聞記者」は、中途半端な印象だったが本作は、その辺りを修正してブラッシュアップしている気がする。Netflixでなければここまで突っ込めなかっただろう。黒船が来ないと日本は変わらない。
上海十月

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