にゃあまん

新聞記者のにゃあまんのレビュー・感想・評価

新聞記者(2021年製作のドラマ)
5.0
これは!
あの傑作 新聞記者のドラマ版。監督も藤井道人。
地上波を上回る渾身の配役。
テーマは最近岸○総理が和解的に巻く引きをしたあの有名な事件その物。
それで安○さんと麻○さんの首根っこ掴んだ一件。
テレビ局、日本の制作会社ではとても実現不可能な内容をNetflixがやってくれました。
掴みの一話目からぐいぐいとやってくれましたよね。
米倉涼子がこういう役合ってるなあ。
中々の前々総理の取り巻きの醜態をえぐる感じで描いたもんです。
今後のNetflixには期待したいと思う今日この頃。
三話が山場で肝となる話。
前々総理の闇をえぐる内容でもあるし忘れては行けない。
単なる短期政権を防ぐ為だけの意味の無い安○政権。

ナンとかミクスとか訳の分からない政策打って国民を騙し続けた前代未聞の黒歴史政権の汚点をよくドラマ化してくれてNetflixありがとう😉👍️🎶
観ていて胸を突き上げるものと胸くそ具合が最高な作品。
忖度
この世で一番嫌いな言葉。
綾野剛演ずる内調の村上がだんだんと壊れていく様も凄い。
横浜流星演ずる就活中の大学生木下亮も遺族を好演している。
今回は一気観してしまいましたがこれだけ興奮しながら観賞したドラマも珍しい。半沢直樹第一シーズン以来の興奮。
巨悪に立ち向かう姿は感動の要素、普遍的でもある。
映画版はなんとも言い知れぬラストで置いてけぼり感と絶望が漂っていたが今作品は僅かだが希望の光が見えたと思います。
ラストある意味現政権の犠牲者が裁判所に集まったところは良い落とし処でした。
米倉涼子、横浜流星、寺島しのぶ、綾野剛、素晴らしい演技でした。
日本国内の制作会社、テレビ局の製作委員会では絶対に潰される案件をよくよく実現してくれてありがとう😉👍️🎶Netflixはこの色々な制約、弊害を撃ち壊してくれる窓口となってくれる事を切に願う。

今回の日本アカデミー賞優秀賞に浅草キッドがノミネートされなかったのはこの作品同様の圧力なのかは不明ですが。
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