父親は既に他界しているので、こんな風に介護することはない。そもそも背中を流してやったことすらない。そして、25年振りに再会して、いきなりオヤジと呼ぶことは、例え父親が生きていたとしても自分には出来ない。死ぬほど羨ましい。羨ましすぎて泣けてくる。最近、腹立たしいことが多く、皆、苛立って誰かに八つ当たりしている。だから、こんなに笑って、泣けるドラマが本能的に観たかったのかもしれない。同じ時代にクドカンが居て良かった。
かなり急な展開で呆然としてしまった。想像していたものとは違っていたけど、何となくこれもアリだなと思えてきた。
ジャニーズの中でも、TOKIOは異質な存在だったと思う。自ら演奏し、曲も作る。サマソニにも出演していた。どこまでもストイックな長瀬智也は、この寿一に重なる。戻るべき場所を失った覆面レスラーは、こうなるしかない。
それにしても、平岩紙がこんなに魅力的だったとは気が付かなかった。関西弁は反則技だ。寿固めとブリザードチョップが炸裂だ。
