光のニュージェネレーション達の、新進気鋭の活躍を描くショートストーリー。
ゼロ、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ロッソ、ブル、ウーマングリージョ、そして、リブット。
若き光の戦士達が地球での使命を終えて、それぞれの宇宙でそれぞれの新たな使命をこなしている頃、悪の力がまたしても蠢く。
トレギア。元光の戦士でタロウの同僚的な存在。
彼が悪の力を増大させ、光の戦士たちの光のエネルギーを吸い取り、それぞれのウルトラマンのダークサイドのウルトラマンを生み出していってしまう。
ゼロとウーマングリージョが拿捕されピンチに駆けつけるニュージェネレーションズ達。それを阻止し、トレギアの陰謀を断つことができるか。
ゼロさん、相変わらず兄貴肌がカッコいい。さり気なくウーマングリージョを気遣い、吸い取られゆく力の中でさらに彼女を慮る姿がカッコ良すぎる。
そして、彼らニュージェネレーションズ達の陣頭指揮を執るのがタロウ。
タロウと言えば、ギンガの時にスパークドールとして人形としてギンガを支えてた。
だから、彼らにとってはレジェンドの大先輩で他の戦士達が敬ってる中で、ギンガだけは彼と対等に会話してるのが何か良い。
そういう、単体のTVシリーズ独自の世界観をしっかり残し、時よりクロスオーバーしたり、共に戦ってきた歴史までしっかり反映している。
誰と誰は面識があるとか、関係性の深さ、先輩後輩。すごく“ウルトラファミリー”を堪能できる物語。
そして、敵も圧倒的な力を持ち、ニュージェネレーションズ達と前から深い因縁のある奴ら。
だから、敵も味方もある意味“知った仲”なので、ファンには堪らない。
そして、極め付けはニュージェネレーションズ達の、力のインフレをこれでもかと見せつけてくる。
色んなフォームを次々に繰り出してきて観てて全く見飽きない最高のお祭り展開。
ゼロを救うために、皆んながゼロの力を使うフォームに変身するとか、そこからその力をゼロに還元するとか、、、もう最高か。
地球では観れない人類には知られざる、彼らの平和を願う光と闇の壮絶な戦い、、、の序章。
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