ホーンティングオブシリーズ？第2弾。前作ほどの仰天ギミックはないが、見応えは十分。
前半は2名のクソ男のせいで大変だ、という感じだがOPムービーの作中人物の顔がなくなってゆく、その意味がわかる頃真の物語が浮かび上がる。
死はいずれその人の存在全てを消し去ってしまう。生きてる頃の顔も人となりも人生も全て最後には誰も知らない忘れ去られた存在となり消える、という誰もが逃れられない事実。この物語は忘却とそれに抵抗する人々の物語なのだ。
全編楽しんだが、腑に落ちない点が2点ほど。
庭師は何故全てを俯瞰して語れたのか。彼女の立場では知りようがない事があまりに含まれている。(故にこの話は彼女の創作が半分以上と思われる)
もう1点は、あのメガネの彼氏は何だったんだという事。最終回付近に伏線回収あると思って超期待していたんだが、この点は不満だ。
