ビンジウォッチングしたのでドラマというよりは一本の長い映画を観た気分です。事実に基づく話ではあるけどドラマなので脚色されてる部分や事実と違う部分はもちろんありますがひとつの作品としてすごく面白かったです。
全８話構成で１話観進める度にユナボマー、そしてテッドという男に狂信的にのめり込んでいくフィッツのようにこのドラマにのめり込んでいきました。Netflixに入ってるなら一見の価値ありですね。長くグダグダ作るドラマばかりじゃなくてこういった8話完結くらいのドラマ増えて欲しいです。
私はこのドラマを観るまでユナボマーという人物とこの事件を知りませんでした。やってる事は爆弾テロなんですけどなんかちょっと言ってる事は分からなくもないって気持ちになっちゃいますよね。高I.Qの犯罪者ってどうしてこうも魅力があって引き込む力があるんでしょうね。「抗うつ剤やファストフードでも大勢死んでいるのに何故私をそんなに恐れる必要がある？」なんか納得しちゃいそうになりますね。このドラマではとにかくユナボマーであるテッドという男にすごく惹きつけられるし過去の話なんかはテッドに凄く同情します。フィッツの心も危なかったですね。ユナボマーが山で拘束された後のフィッツの境遇、あれも周りはすこし酷すぎますよね。なんならフィッツがテッドの意思を継いで爆弾テロし始めちゃうんじゃないか とすら思いました。
とにかくすごい作品でした。
また忘れた頃に観たいと思います。
