ディズニープラスで。
アメリカで初めての有人宇宙飛行を行ったマーキュリーセブンの話。
さぞかし勇敢でカッコいい男たちの英雄伝なんだろうな!って思ったら全く違ってた。
どいつもこいつも酒と女が大好きなで暴れる野郎だった。
宇宙飛行士って肩書がなかったらクズ野郎。
こっちは宇宙を目指す専門的な話がみたかったのに、話はそいつらのいざこざばかりで全く楽しくなかった。もっとトレーニングとか操作訓練とかそういうのみたかったの!トレーニングシーン短すぎる!
話の構成的にはジョン・グレン、アラン・シェパードの二人の対立がメイン、あとはゴードンと奥さんのトルーティの冷えた関係。
残りの宇宙飛行士はほぼモブ扱い。かわいそう。
ジョンとアランの対立、LIFEが専属取材してたことはドキュメンタリー映画でも描いたたから本当だろうけど、どこまで脚色してるんだろうか。
ジョン・グレンは比較的善人扱いされてたけど、アランの記事をもみ消したシーンでジョンが避難されるの可哀そすぎた。アランが一番悪いのに上層部にチクったジョンが悪者にされるの泣いた。ジョンもジョンで上層部にアランを降板させろってお手紙綴っちゃうし。なんだかなっと。
7話のゴードンの女性軽視の会見はきつかった。実際もあったのだろうか。これは完璧に時代が許してくれた発言。チンパンジーが乗れるなら女性も乗れるってひどい。その言葉でトルーティぶち切れて家出てったし。そのトルーティも女性宇宙飛行士になるには離婚歴があってはダメと言われてしまい八方塞がり。かわいそすぎる。
トルーティを誘った女性パイロットがメリル・ストリープの娘だった。そっくりだからすぐわかった。
そしてディズニープラスはこちらのドラマをシーズン1で打ち切りを決定した模様なのでこの続きはもう見れないってことよ。
というか、マーキュリーセブンの話なのになんで女性宇宙飛行士のエピソード入れたんだ?それはそれでまた別の企画でやればいいのに。
とにかくトルーティと娘ちゃんたちが報われてほしいって思いました。