ももん

レイズド・バイ・ウルブス/神なき惑星 シーズン2のももんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

無神論者コミュニティとその運営をするマザーの兄機、最高峰の人工知能トラストが既に惑星で生活基盤築いててっての同じ人間の科学者が送り込んだのなら開拓開始時期が数十年以内の差しかないはずだが全然進捗具合が違う。

無神論者がソル信者に対しての立場が母星と逆なのはよかったが、ならば無神論者は争わずに総出で移住して開拓、発展してれば限られた資源を奪い合う戦争で無駄な犠牲がでなかっただろうに。

好意的に無理やり解釈するとトラストやグランドマザーが遥か昔に作られて惑星に送られて開拓してきた。トラストの設計などがマザー設計した人間に受け継がれて作られた後継機がマザーであるってところか。母星が無茶苦茶な戦争やってるはるか前からグランドマザーや、トラストは惑星にいてそこに無神論者や奴隷のソル信者がいる。定期的にソル信者や無神論者が知らずに惑星にやって来て生存の為トラストのコミュニティに参加する事になる。ってところか?グランドマザーはトラストよりだいぶ古くから稼働してる?当時の地球はどうだった?その辺の設定がガバガバ。

しかしながらトラストやグランマのキャラはロマンがあった。

グランマがおそらく兵器的に勝ってるマザーを捕獲して無力化して人類を惑星に適応した生物に変態させる(進化か退化かは微妙)事で目的達成させようとする展開も良かった。

ソルが惑星に限っては地下からの信号?として実在して人間やアンドロイドを惑わす神的存在としての脅威として実在する事が明らかになり、信者如何に関わらずその声に操られがちで最後マーカスが逆さ十字空中浮遊というコミカルな格好で漂ってるところで打ち切りend。

制作サイドも打ち切り決まった時点で最終話もう少し何とかできただろうに。嘆かわしい。
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