ベビーパウダー山崎

テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく シーズン1のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

3.5
30分の喜劇なドラマ。いつでも前を向き、ジョークと信念(己と皆を信じる強い心)で、環境や関係性を変化させていく。
どん詰まりの閉じた状況に一風変わった「異物」 が混じり、凝り固まっていた心は溶かされ、嫌な奴も頑固者も仲間になり一致団結する。王道なストーリーだが、ドロドロしたドラマは抑えられ、感動(泣き)に安易に振らないのは賢い。一話一話の出来がよく、10話あっという間に楽しめる。
プレミアのサッカーチームが舞台だが、サッカーはお飾り程度。サッカー好きだとバカバカしくムカついてくるので、そこは割りきって。ロイ・キーンをモデルにしたような選手が出てくるが、実物の方がもっとキチガイだったと思う。