さちの樹

君と世界が終わる日に Season5のさちの樹のネタバレレビュー・内容・結末

君と世界が終わる日に Season5(2024年製作のドラマ)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

"争いは終わらない"

全シーズンの中では一番面白くない。
もちろん良いところもある。
ただ、キャラクターたちが極端。
武力行使、争いがずっと続く。
これまでのシーズンで活躍したキャラの再登場はシリーズを追いかけてきた者としては嬉しいが、せっかく丁寧に作り上げたキャラを少々疎かにしている気がした。
特に本郷奏多演じる秋吉と玉城ティナ演じる明日葉は変わった。
手を汚す必要はないと響に言われた明日葉が加州を殺す展開にする必要があったのか。

結局は争いを長い時間かかってもいつか終わらせれば良いという明日葉と、全てに疲れた佳奈恵というエンディング。

スッキリしない終わり方だった。

まあその中でも、憎むことしかできない不器用な坪井と響の所在をあえて聞かなかった結月、しっかりと回想として使ってくれる響と等々力は良かったと感じる所でした。
佳奈恵が死なずに生き残ったことも何よりです。

ファイナルシーズンなので期待値が自然と高くなった。
残念ながらその期待を上回ることはなかったが、ちゃんと完結させてくれたことには感謝です。
さちの樹

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