Joey

岸辺露伴は動かないのJoeyのレビュー・感想・評価

岸辺露伴は動かない(2020年製作のドラマ)
5.0
「富豪村」
マナー違反という名の下に罰を与えたがる人がいる。いつから他人にマナーを強要する世界が展開されているのか。こんなことは許されない。でも、そんな世の中だからコロナが他の国ほど蔓延しないのか。何だかよく分からないけど、マナーと名付けるから分からなくなる。素直に思いやりと言えば、すべてが上手くいくと思う。

「くしゃがら」
全く理解できない理不尽なことがあると、それが頭から離れなくなる。何度も何度も、頭の中で繰り返される。もちろん、眠れなくなる。あの羊を数えるというのは、その時のためにあるのだと、やっと気が付いた。露伴が近くに居てくれたら、羊は必要なかった。ちょっと書き込んでもらえるだけでスッキリする。露伴はどこにいる?このままでは楽しく年は越せない。

「D.N.A.」
このドラマの景色は素晴らしい。ロケハンは完璧だ。どこで撮影されたのだろうか?あの公園や病院や路地に行ってみたい。どこを切り取っても美しい色彩が広がっている。そして、この物語も美しかった。言葉には出来ない美しさがあって、それは目だけに焼き付くのではなく、心にも焼き付く、心情豊かに色彩溢れるドラマだった。また出会えるのを楽しみにしています。

「ザ・ラン」
笠松将は鍛えている。これはCGという訳にはいかないから、これは大したものだ。こんな肉体が欲しい。実はプロテインは飲んでいるんだ。でも、筋トレしないから私に筋肉美はない。コンプレックスを持ったまま舞い上がりそう。

「背中の正面」
市川猿之助は不気味だ。この感じは嫌いじゃない。空を飛ばずに背中に張り付く猿之助も面白い。人に背中は見せたくはないけど、背中はマッサージして欲しい。本当に痛い。めちゃくちゃ、こっている。誰か揉みほぐして!この際、誰でもいい!

「六壁坂」
内田理央って、来世ちゃんかと思ったら、割とオタクちゃんなんだね。それは嫌いじゃない。かなり気合の入った感じだった。持っていた印象がガラリと変わった。横溝的な感じもいけるかもしれない。好きだな、かなり。
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