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岸辺露伴は動かないのAoiのネタバレレビュー・内容・結末

岸辺露伴は動かない(2020年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョジョは漫画を少し読んだ程度で詳しくないけど、立ち姿やセリフの言い回しに雰囲気が出てる感じがした。

岸辺露伴の能力は“ヘブンズ・ドア”で相手の記憶を本にして読めるというもの。
本の種類や書体にその人の個性が出ているのが面白い。
(自分のは教科書体で書かれてそうと想像してひとり悲しくなった…白目)


人里離れた怪しげな村を訪れるのは「TRICK」を、何となく心をざわつかせるムードは「世にも奇妙な物語」を思い出した。

全3話の中で1番印象に残ったのは第2話の「くしゃがら」
森山未來の演技は『怒り』のときに見せた狂気に似たものを感じた。

調べ物でどうしてもソースを見つけられず、答えが気になってどうにかして探し出そうとする気持ちには思わず共感してしまった。

他の話も今回のテイストで実写化したら見るだろうし、原作も読んでみたい。

2022.1.4追記
第4〜6話鑑賞。
岸辺露伴シリーズ第2弾は六壁坂村という人間を狂わせる“何か”が巣食うスポットをテーマにした一連の話。

第4話「ザ・ラン」
走る筋肉をボディメイクすることに取り憑かれた男との恐怖のデスマッチ。
昨今の筋トレにハマりすぎる人を皮肉っているようにも見える。

第5話「背中の正面」
何とかして背中を見られないようにする姿が滑稽極まりない。
市川猿之介の怪演っぷりが良い。

第6話「六壁坂」
永遠に死なせられないことで人に寄生し、生き永らえる妖怪。だーりおは少し軽い気がしたけど、うっかり殺しちゃって慌てふためくホラー展開にはぴったりだった。
(てかどうやって子供生まれた…?)

後半にかけて期待が高まったが肝心の第6話のストーリーはやや尻すぼみ感があったのが残念。
Aoi

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