サセナッフ

ポーラ 情事の代償のサセナッフのネタバレレビュー・内容・結末

ポーラ 情事の代償(2017年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

副題は的外れ。本題とは直接関係ない。
驚きのエンディングだった。副題からB級昼メロだと思ったがサスペンス&サイコパスものだった。

一見ジェームズ(トム・ヒューズ)に非があり彼自身がサイコパスにように仕掛けられているがヒロインのポーラに注目して欲しい。弟のやけどの件もジェームスの仕業かどうかの描写はない。彼女は弟を不憫に思い尊厳死のように見せかける。彼女は化学の先生であり薬の知識があった。劇中頻繁に薬を飲んだり、後半自ら注射を自分の腕に打ち薬の効き具合をテストした。それをジェームズに注射してあのエンディングを迎える。

伏線は巧妙に散りばめられている。ジェームズ(トム・ヒューズ)の生い立ちの不幸それによる精神の崩壊とサイコパス化は納得だが、驚くべきはポーラがそれを上回るサイコパスだったということだ。
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