ジャッキーケン

クイーンズ・ギャンビットのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
4.4
下心が見えないフェミニズム作品とはまさにこの作品なのではないか!
表向きの女性の強さを押し出す上っ面だけの映画なんかよりこのドラマの方がよっぽど説得力あったわ!
1ミリもチェスを知らない俺でもエンドゲームのアッセンブルばりの最終戦のアツさと乗り越えた先にあるリスペクト

1話からの伝説の始まりと薬に溺れる危惧を1EPに集約した完成度の高さとチェス界における猛者たちとの闘いの積み重ねがライバルを共に変え個人主義のアメリカがチェスの無敵艦隊ソ連をぶっ倒そうとする最終話「エンドゲーム」の素晴らしさに震えた!

主人公に寄り添う里親アルマがひたすら良い里親で良き理解者だったし孤児院で同じ釜の薬を飲み合ったジョリーンのまさかの再登場はストレンジャーシングスにおけるグレたエルの帰還と同じぐらいの鳥肌、シェイベルさんも出番こそ初回しかないが神としてリスペクトするしかない良キャラ