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ブリジャートン家 シーズン1の鑑賞者のネタバレレビュー・内容・結末

ブリジャートン家 シーズン1(2020年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

取り留めなく書くと、
・ダフネを等身大の少女として描こうとしてる節はあるんだけど、ちょいちょい貴族ムーブするから引き離される。
・エロイーズ役のクローディア・ジェシー、シャーロット女王役のゴルダ・ロシューベルがMVP。存在感えぐい。表情フェチにはたまらねぇぜ!
・官能描写が多いのは西洋的。少女の性の目覚めとか描けるのいいよなぁ。後半毎話セックスしとる。付き合いたてのカップルええのぉ(血の涙)。
・ロマンスとしての構成はベタ中のベタ。ただひとつ特異的なのは、サイモンというキャラの設定。反出生主義的な思想とか、しかもそれがヒロインによって解きほぐされていく構成とか個人的にすごく刺さる。愛する人に出会うって、それまでの人生で大事にしてたことが一挙に上書きされるってことなんかな。
・衣装すごいね。お金かかってるね。
・音楽めちゃんこよかった。
・ポリコレはもちろん満載。これみてやっと気付いたけど、ポリコレって「自由」の問題なんやね。
・ルッキズムを問う仕草は見せながら結局ルッキズムにずぼずぼ。別に悪いとは言わん。でもルッキズムからは「自由」にならなくてもいいのかい?

S2期待しとるべ。



'The ones we love have the power to inflict the greatest scars."

"You are wise or perhaps unusually lucky to understand friendship to be the best possible foundation marriage can have."
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