Yellowman

TOKYO VICEのYellowmanのレビュー・感想・評価

TOKYO VICE(2022年製作のドラマ)
4.0
アメリカのHBO Max制作、WOWOW共同制作による巨匠マイケル・マンがエグゼクティブプロデューサー兼第一話監督を務めたオール日本ロケによる、1999年の東京の裏社会を描いたドラマシリーズ。
主演は、「ベイビードライバー」「ウエスト・サイド・ストーリー」のアンセル・エルゴート、日本からは渡辺謙、菊池凛子のハリウッド進出組や、笠松翔、伊藤英明、山下智久などが共演。元読売新聞記者のジェイク・エーデルスタインによる自身の回想録「Tokyo Vice」がベースとなっている。
ストーリーは、アンセル・エルゴート演じる国内の新聞記者がある事件をきっかけに、ヤクザの世界に足を踏み入れ、それが元となり、マル暴刑事演じる渡辺謙や、笠松翔演じるヤクザの若頭と親密になって行く事によって、東京の裏社会を知ることに。

シーズン1では、やっと相関図が出来上がった所で、終了となった感じ。かなりの謎を残してのクリフハンガーだったので、シーズン2至急といった感じだが、このドラマシリーズを観ていて感じるのは、「ブレードランナー」や「ブラックレイン」を彷彿とさせる
外国人が切り取った日本を垣間見れるという事だろう。歌舞伎町辺りのシーンでも、冷めた目線がいつもいると言う事だ。それから90年代後半の日本の再現度は、素晴らしい。
新聞社、警察内のディテールや、ノイズで聴こえるBGMなど。後は夜の街、警察内でもやたら煙草を吸う頻度の高さ。喫煙シーンがない所を探すのが困難(笑)なぐらい。
ただ、一度見出したら止まらない全8話では、あった。
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