「俺はな、仕事っていうのは、
二階建ての家みたいなもんだと思う。
一階部分は、飯を食うためだ。
必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。
だけど、それだけじゃあ窮屈だ。
だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。
それが二階部分だ。
夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、
飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。
お前だって、ウチの会社でこうしてやろうとか、
そんな夢、あったはずだ。
それはどこ行っちまったんだ。」
佃社長のこのセリフに胸を打たれた。
最近は仕事に対して何の目標も無く生きていたが、改めて"働く"とはどういうことかを考えさせられた。