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レッドアイズ 監視捜査班のmaroのレビュー・感想・評価

レッドアイズ 監視捜査班(2021年製作のドラマ)
3.5
2021年日本放送ドラマで面白かった順位:7/10
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★☆☆

このドラマは観るほどに面白さが増していく感じだった。
第1話の時点では『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』や『ボイス 110緊急司令室』と似通ってて、過去ドラマの寄せ集めって印象が強かった。

でも、その後から話がどんどん膨らんでいって。
1話完結型の事件と見せかけて、それらがすべて最後までつながっているという仕掛けで、復讐の連鎖という納得しやすいストーリーでわかりやすかった。

しかも、最近の刑事モノの中では、珍しくメチャクチャアクションしてるし、躊躇なく人殺してるし、なかなかにバイオレンスなのも見どころだった。
最終回は特にすごかったね。
坂口拓の超絶スピードアクション。
日本であそこまでアクションできる俳優さん、そうはいないのでは。

それと、高嶋政伸のサイコっぷりね!
あれ、ハマりすぎでしょ。
いつからだろう、あの方、
マジでそういう悪役がとても似合うようになってきたと思う(笑)

ただ、KSBCのメンツはもうちょっと個々人の能力に差が欲しかったなー。
小牧(松村北斗)のハッキング技術はいいけど、湊川(シシド・カフカ)は伏見と戦闘能力がかぶってたし、山崎(木村祐一)の犯罪心理学の知識は、ウィキペディアの紹介してるだけで、そこまで役に立っていなかったような、、、?(笑)

それにしても、このドラマ、なぜか場所を示すテロップが、脚本の「柱」の書き方と同じだったのは気になったw
同じ場所のとき、「同」って書くの、普通の視聴者に伝わるのだろうか。

あと、ちょいちょいラッパーの人が出てるんだよね。
般若とかZeebraとか、調べたら7~8人ぐらい出てた。
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