Skamはノルウェー本家🇳🇴とフランス🇫🇷とイタリア🇮🇹(ちょっとだけ)を見たけど
フランスのシーズン3とシーズン4が一番好き!
一見ぶっきらぼうに見える友達も、それぞれの温かさと頼り甲斐を感じさせるところが印象的で、見てる自分の心まで温かくさせてくれる。
シーズン3で最も好きなのは
Daphné がコモンルームのために校長に語りかけるシーン。
---------------
このコモンルームがなければ、同じ学校に通っているのに、ここにこうして集まった私たちは知り合うことも、話しかけることすらもなかった。
このコモンルームが、異なる人種や価値観の中で、人々と共に暮らす術を学ぶ場所。
学校も社会も教えてくれないなら、私たちはどこで学べばいいの?
---------------
ヨーロッパ社会の実情と理想を織り交ぜた素敵なシーンだと思った。
ヨーロッパに住むと、異人種・異宗教はじめ多種多様な価値観の人が同じ場所に集まっているけれども、それぞれのコミュニティ/グループの垣根を超えた交流はとても少ないと感じる。
垣根は未だ高いままで、どのグループにも、もっと色んな人と交流したいという願望を持っている人は少なからずいるのに、何故だか一歩踏み出せない。
いつしか、そんな状態に疑問も覚えなくなり、ふとしたことがきっかけで、相手への興味も薄れたり、敵対心に変わることもある。
多様な人々の中で、停滞した交流の中に暮らす人々が秘めたフラストレーションと、
それを自分たちの手で行動して変えていけるのだ!という熱く前向きなエールを描いた、とても美しいシーン。
と、熱く語ってしまいました笑
もう3回くらいこのシーン見てる気がするけど、また何度でも戻って来たい。